愛媛大学は四国地方を代表する国立大学の一つで、幅広い学問分野をカバーする総合大学です。松山市に本部を構え、全国から多くの学生が集まる人気の高い大学でもあります。
本記事では、愛媛大学の学部・学費・評判を詳しく解説し、受験を考えている方や保護者の方が知っておきたい情報をまとめました。
1. 愛媛大学とは?基本情報をチェック
愛媛大学は1949年に設立された国立大学で、四国最大級の学生数を誇る総合大学です。7つの学部と6つの大学院研究科を持ち、理系・文系を問わず多様な分野の学問を学べる環境が整っています。
1-1. 愛媛大学の基本データ
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正式名称:愛媛大学(Ehime University)
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所在地:愛媛県松山市文京町3番
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設立年:1949年(新制大学として)
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学生数:約10,000人(学部生・大学院生を含む)
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キャンパス:城北キャンパス・樽味キャンパス・重信キャンパス
2. 愛媛大学の学部一覧と特徴
愛媛大学には7つの学部があり、それぞれ特色のある教育・研究が行われています。
2-1. 法文学部
法律・政治・経済・社会・歴史・文学などの人文科学・社会科学を学べる学部です。
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法学科:法律や憲法、企業法務などを学び、法曹界や公務員を目指す
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経済学科:経済学・経営学を学び、ビジネスの基礎を習得
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社会学科:社会問題や文化、人間行動を研究
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文学科:日本文学・英文学・歴史学を中心に学ぶ
卒業後の進路:公務員、企業の管理職、研究者、教育機関など
2-2. 教育学部
教員養成を目的とした学部で、小学校・中学校・高校の教員を目指す学生が多いです。
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小学校教育コース
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中等教育コース(国語・数学・理科・英語など)
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特別支援教育コース
卒業後の進路:学校教員、教育関連企業、公務員など
2-3. 社会共創学部
地域課題を解決するための学びを提供する学部です。四国や日本各地の地方創生に貢献できる人材を育成しています。
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産業マネジメントコース:ビジネス・観光・まちづくりなどを学ぶ
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環境デザインコース:建築や都市計画を学ぶ
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防災・減災コース:災害対策や地域防災について学ぶ
卒業後の進路:地方自治体、建築・土木企業、観光業、地域活性化関連企業など
2-4. 理学部
自然科学の基礎を学び、科学技術の発展に貢献する人材を育成します。
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数学科
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物理学科
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化学科
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生物学科
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地球科学科
卒業後の進路:研究職、大学院進学、メーカー、IT企業、公務員など
2-5. 医学部
医学・看護学を学び、医療の発展に貢献する人材を育成します。
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医学科(6年制):医師を目指す
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看護学科(4年制):看護師・保健師を目指す
卒業後の進路:医師、看護師、保健師、医療研究者など
2-6. 工学部
最新技術を駆使し、社会の発展を支えるエンジニアを育成します。
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機械工学科
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電気電子工学科
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情報工学科
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建築学科
卒業後の進路:メーカー、IT企業、建設会社、電力会社など
2-7. 農学部
農業・食品・環境・生命科学を学び、持続可能な社会の構築を目指す学部です。
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食料生産学科
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生命科学科
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環境保全学科
卒業後の進路:食品業界、農業関連企業、環境保全関連企業など
3. 愛媛大学の学費
国立大学のため、他の国立大学と同様の学費水準です。
3-1. 初年度納入金(2024年度)
学部 | 入学金 | 年間授業料 | 初年度納入額 |
---|---|---|---|
法文学部 | 282,000円 | 535,800円 | 817,800円 |
教育学部 | 282,000円 | 535,800円 | 817,800円 |
社会共創学部 | 282,000円 | 535,800円 | 817,800円 |
理学部 | 282,000円 | 535,800円 | 817,800円 |
医学部(医学科) | 282,000円 | 535,800円 | 817,800円 |
医学部(看護学科) | 282,000円 | 535,800円 | 817,800円 |
工学部 | 282,000円 | 535,800円 | 817,800円 |
農学部 | 282,000円 | 535,800円 | 817,800円 |
4. 愛媛大学の評判・口コミ
4-1. 良い口コミ
✅ 「教授が親切で丁寧に指導してくれる」
✅ 「学費が安く、経済的な負担が少ない」
✅ 「キャンパスの環境が良く、勉強しやすい」
4-2. 悪い口コミ
❌ 「就職サポートが少し弱い」
❌ 「学内の施設がやや古い」
少し前の評価になりますが以下も参考にして下さい。
愛媛大学は、愛媛県に本部を置く国立大学で通称は「愛大(あいだい)」だそうです。
1949年に旧制高校および専門学校を母体とした新制大学を前身として、
愛媛大学が設置されました。
そして、
2004年には法人化し、国立大学法人愛媛大学となりました。
そんな愛媛大学の口コミを幾つか子紹介します。
総合評価
学生実験がたくさんあって経験が積める分、大変な部分もあります。バイトやサークルには十分に参加できるくらいの忙しさです。就職というよりはやはり研究職に就く人が多いため、院に進学する人が半分以上で、学べる分野も、生物系から化学系、遺伝子系と幅広くあるので自分が学びたい研究室を選ぶことが出来ると思います。やりたい事がなくても講義などで専門知識が学べたりするのでその中でどれに興味を持って取り組めるかのほうが重要だと思います。頭は正直受かれば関係ないです。入ってからどれだけやれるかです。
講義・授業
専門科目が生物、化学系なので高校でやってないと講義の中で出てくる単語に戸惑うこともあるかもしれませんが、講義自体は興味深いものが多く感じると思います。
就職・進学
就職活動に協力してくれる訳では無いので、そこは自分でしっかり準備はしないといけませんが、院に行くのであれば、しっかり指導が入ると思います。
アクセス・立地
近くに牛丼屋やスーパー、ドラッグストアもあって生活するに困ったことはありません。学校に行くのにバスもあります。
施設・設備
照明が暗く、雨の日は不気味に感じるところもありますが、研究室自体は良い設備が整っており、遺伝子研究の専用のセンターもあったりします。
大学に関する評価
友人・恋愛
人それぞれですが、農学部には農学部のサークルもあって
和気あいあいと楽しくできると思います。
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総合評価
綺麗な学校です。
田舎ならではの静かな立地にあり、安心して通えます。
大学で勉強したいと思っている学生には最適な学校だと感じます。
教授も親切な人が多く、楽しく過ごせます。部活動サークルも様々あるので、自分のやりたいことができると思います。
講義・授業
少人数や大人数での授業など様々ありますが、みんな集中して学んでいるので、意欲が湧いて来ます。
教授達もとても親切で楽しく授業が受けられます。
90分と長い授業で眠くなるときもあるが、友達と頑張って受けてます。
研究室・ゼミ
みんな真面目に受けているので、勉強に集中できます。
ゼミも楽しいです。
今日も面白い人が多いですよ。
就職・進学
就職率は良い方だと思います。
アクセス・立地
静かないい場所にあります。
大学に関する評価
友人・恋愛
友達も増えましたし、部活やサークルで恋愛もできます。
人数が多いので色んな人と出会うことができて楽しいです。
学生生活
サークルなどはとても充実してます。
毎日楽しく過ごすことができます。
学科に関するコメント
学科で学ぶ内容
色々な学部、学科があるので自分の学びたいことを学べます。
とても楽しく過ごせます。
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総合評価
人文学科では、言語関係や歴史関係など幅広い分野の研究室があり、やりたい勉強に取り組める環境があると思います。
アクセス・立地
他県の大学では、周辺にあまりお店がないような場所にキャンパスがあったりしますが、愛大の城北キャンパスの場合は、大街道に自転車で10分の距離で、それなりに遊んだりできると思います。大学周囲に飲食店は少ない気がしますが、コンビニやスーパーはあるので、特に困ったことはないです。
最寄り駅は市内電車の鉄砲町か、赤十字病院前です。
通学は自転車か徒歩で通える所に住んでおり、一人暮らしの大体の人が自転車か徒歩で通える範囲に住んでいると思います。家賃も安いです。
施設・設備
全体的には新しいとは言えないです。講義棟の机はキレイ。トイレは少し古い気がします。
大学に関する評価
友人・恋愛
これまでの学生生活で最も楽しい友人関係が出来ました。
学生生活
部活以外にも自分のペースで活動出来るサークルもあり、学祭ではそれぞれ売店を出したりもします。
進路に関するコメント
就職先・進学先
サービス業
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総合評価は3.84でした。
後は、あなた自身でお考えください。
個人的には、良い大学だと思います^^
5. まとめ|愛媛大学はこんな人におすすめ!
✅ 国立大学で質の高い教育を受けたい人
✅ 四国で学び、地域貢献をしたい人
✅ 学費を抑えつつ専門性を高めたい人
愛媛大学は、四国トップレベルの教育・研究環境を提供する大学です。受験を考えている方は、ぜひオープンキャンパスなどに参加し、大学の雰囲気を体感してみてください!