リニアモーターカーの歴史は古く、
私が子供のころから騒がれていた未来の最速電車です。
リニアモーターカーの最高速度は時速500キロと言われていた気がしますが、
開通が実現的に成った今、その速度はどの程度なのでしょうか。
今日は、リニアモーターカーの速度と停車駅についてです。
リニアモーターカーの速度
リニアモーターカーは時速500kmくらいの速さで走るので
その、消費エネルギーも半端では有りません。
3万5000kWは約4万70000馬力なので、
静止状態の編成重量が400トンのリニアモーターカーの車両を2分20秒後に
時速504km(秒速約140m)に加速する大出力です。
最高速度504km/h(140m/s)に達した時の運動エネルギーは、
39億20000万ジュールと言われ、
空気抵抗を無視すれば、出力約3万5000kWくらいでで静止し
その状態から状態から加速すると112秒後に最高速度に到達します。
平均消費電力3万5000kWで40分間運転して消費電力量が23333kWhになるそうです。
しかし、
この理論には反論も有り、
3万50000kWで加速すると112秒後には最高速度504km/hに到達します
その後は惰行運転になって電力消費は1割程度に減るのではと思います(鉄輪式の場合)
おおよそ40分間の消費電力量が23333kWhならば、
112秒を過ぎても最大加速を続けてだいたい40分後位には
時速1万800km程度に達していることになります。
でなければ、
エネルギー保存法則と飛ばれるものにに矛盾し、
大変なエネルギーを失っていることになりますよね。
そう考えると、とても非効率です。
さて、
リニアモーターカー将来、どの程度まで速度を上げるのでしょうか?
リニア中央新幹線は営業最高速度505㎞/hで営業を始める予定だそうですが、
将来的にはさらに高速化するという話もあります。
実験での最高速度は、581km/hですが、
技術的には、実験線で600㎞/h位まではすぐに上げられる目処が立っているそうです。
ちなみに、
JR東海の社長は技術陣に時速700㎞/hを目指せと喝破したそうですよ^^
リニアモーターカーの停車駅
リニアモーターカーの停車駅は正直な所、
現時点では全く、決まっていないようですが、
JR東海によると、
品川駅から名古屋駅までを通る県(神奈川、山梨、長野、岐阜)に1駅とするそうです。
そんな中、
相模原市は、橋本駅にリニアの駅を誘致していますし、
橋本駅は現在、JR横浜線、JR相模線、京王相模原線がありますので、
リニアの駅を地下に作る計画案を予定しているそうです。
ちなみに、
JR相模原駅は、米軍・相模総合補給廠の一部返還にともない、
小田急多摩線の延長を要望をしてるそうです。
真意はわかりかねますが、
最終的には、小田急多摩線をJR上溝駅に繋げたいとの市の要望のようです。
また、JR側は駅は地元負担で作るように言っているそうですが、
神奈川県はお金が出せなくて無理、と言っているようなので、
どうなるかは今後の交渉次第かと思われます。
品川駅、橋本駅は工事は始まっているようですが、
基本的には、トンネル工事で問題なければ2027年に開業できる
ようですが、トンネル掘りに苦戦してると言う声も有るようです。
まとめ
リニアモーターカーの開通まではまだまだ問題が有りそうです。
でも、
開通すれば確実に利用者も増えます。
因みに乗車料金は、