暖かく成ると、
あちらこちらで、毛虫が発生しますね。
毛虫が好きな人はあまりいないと思いますが、
毛虫を見たことが無い人もいないでしょう。
さて今日は、
毛虫に刺された時の対処法と効果的な駆除の仕方についてお話しします。
昔は、小便をかければ直るなどと言っていた人もいましたが
勿論、事実では有りません。
毛虫に刺された時の症状
毛虫に刺されると、皮膚炎を起こす場合が有ります。
これが「うつる」と誤解している人もたまに見かけますが、
基本的には、毛虫によって皮膚炎を起こしても、
人にうつる事は有りません。
毛虫に刺された時の対処法
毛虫にさされたら、
まず、皮膚に刺さっている毛を全部綺麗に取り除く必要があります。
セロハンテープが理想ですが、
無ければガムテープや紙テープでもよいです。
毒の毛が皮膚に残っているといつまでも治らないので、
できるだけ慎重にぜんぶ取り除くのが大事です。
大きい毛はピンセットなどで取り除くと良いでしょう。
それから、石鹸(薬用が良い)で綺麗に洗い流せば、
毛虫の毒を取り除く事が出来ます。
その後、虫刺され薬を塗り、バンドエイド等を貼ります。
これは、掻かないようにする為です。
もし、かなりの重傷で早期に治したい時は、
これらの応急処置をした後、病院で治療してもらって下さい。
病院には、いいステロイド剤が有るので
処方してもらえば、治りが速くなります。
毛虫に刺された時の効果的な駆除の仕方
一番手軽なのは、
家庭用殺虫剤を使うのが一番ですが、
多量に使うと木に薬害がでます。
ただ、一部の葉に群生しているうちなら、
ハエや蛾等駆除用のエアゾール殺虫剤が効果があります。
その他には、
★オルトラン液剤を500倍に薄めて噴霧器等で散布。
★スミチオン乳剤( MEP乳剤ともいいます。)を1500倍に薄めて噴霧器等で散布。
★マラソン乳剤を2000倍に薄めて噴霧器等で散布。
などが有ります。
ただし、公共の場所の街路樹で発生している場合は
各市町村へご相談下さい。
勝手な行為はNGです。
ちなみに農家では、
スミチオンやマラソン等の殺虫剤を散布したり、
燃やしてしまうそうです。
燃やす方法はかなり致命的な状態に至った場合だそうで、
灯油をしみこませた布を巻いた棒に着火して焼き殺します。
ただこの方法は、
木も燃えてしまう恐れがありますので、
お勧めできませんがかなり強力なんだそうです。
まとめ
運悪く、毛虫に刺されてしまったら
慌てずに先ほど説明した方法で対処してください。
又、自宅の庭などなら駆除も忘れずに行いましょう。
いずれにせよ、毛虫は厄介ですね^^