3月になり、
花粉症の人にとっては、一年でもっとも辛い時期が近づいてきましたね。
花粉症のメカニズムは、
一部の人は、体の中に入ってくる異物に反応して
IgE抗体という抗体を作り出すのですが、
実は、これが花粉症になる人がいる原因です。
花粉の抗原はIgE細胞によってキャッチされるわけですが、
この時、化学物質は放出されてしまいます。
これらが神経や血管を刺激することによって、
花粉症の症状が出るのです。
花粉症によく効く薬
★抗ヒスタミン剤
抗ヒスタミン剤の発達によって、
従来の抗ヒスタミン薬の欠点であった、
のどの渇きや倦怠感、眠気などの症状を抑えることに成功した事により、
これらを使うことによって、
以前よりも大きな効果が得られるようになったのです。
第二世代抗ヒスタミン薬には、
エパスチン、オキサトミド、ロラタジン等、沢山有ります。
薬が苦手・・・・
と言う場合には点眼薬を使えば良いでしょう。
★鼻噴霧用ステロイド薬
眠気などの副作用も当然ないため、
抗ヒスタミン剤に変わる手法として現在注目されてきています。
効果もきわめて大きく副作用も少ないようです。
このステロイド薬の一番のメリットは、
症状が出てからでも使えう上、
直ぐに効果が出てくるところに有ります。
ただ、
鼻をよくかんでから使用しないと効果が薄れてしまうので、
使う前に鼻をよくかんでください。
★昔ながらの手法
最後に、花粉症対策の昔ながらの方法をご紹介します。
「目のかゆみがひどいとき、冷たいタオルで目を冷やす」
私もやってますが、
たったこれだけでも、かなりかゆみが抑えられますよ^^
抗アレルギー薬の点眼薬は完璧に近いぐらい、
かゆみを止められますがその分、
副作用も強いので覚えておいてくださいね。
薬を使わない花粉症対策
確かに一番効果があるのは薬ですが、
薬を使うだけが花粉症対策になるわけではありません。
薬を使わなくても、
花粉症の症状を半減させる事はできます。
温熱療法が、その中の一つです。
温熱療法とは、
水蒸気を鼻から吸引する方法で、
42~43度の水蒸気を鼻から吸い込むことによって、
花粉症の症状はある程度楽になります。
それを、
一回10分、一日に数回行うのです。
薬がいやな人は試してみてくだい。
それと
青魚の脂肪部分に含まれているIPAやDHAの部分にアレルギー効果に有効だと言われてきています。
魚をたくさん食べることによってアレルギーが今より格段に治るかもしれませんよ^^
では!