歓送迎会の挨拶と締め！会の流れと押さえておくべきポイントとは？

1. 歓送迎会の基本的な流れとポイント

歓送迎会は、一般的に以下のような流れで進行します。

1. 開会の挨拶（司会）
2. 迎え入れる人（新入社員・異動者）への挨拶
3. 送る人（退職・異動者）への挨拶
4. 乾杯
5. 歓談・食事
6. 余興・スピーチ（会社の風習による）
7. 締めの挨拶
8. 一本締めや万歳三唱など

この基本の流れを押さえておけば、スムーズな進行が可能です。

2. 開会の挨拶（司会）

歓送迎会は、まず司会者が開会を宣言するところから始まります。

開会の挨拶の例文

「皆さま、本日はお忙しい中お集まりいただき、ありがとうございます。ただ今より、○○部××課の歓送迎会を開会いたします。」

「本日は、○○さんの歓迎会（または送別会）にお集まりいただき、ありがとうございます。これから楽しい時間を過ごせるよう、どうぞよろしくお願いいたします。」

→ ポイント：

• 簡潔に分かりやすく伝える
• 参加者に感謝の気持ちを伝える

司会者の役割は、会全体をスムーズに進行すること。あまり長く話さず、テンポよく進めましょう。

3. 迎える側の挨拶（新入社員・異動者への言葉）

新しい仲間を迎える際の挨拶では、歓迎の気持ちをしっかり伝えることが大切です。

迎える側の挨拶の例文

「○○さん、この度は○○部へようこそ！私たちは、あなたがチームに加わることをとても嬉しく思っています。最初は慣れないことも多いかもしれませんが、何でも気軽に相談してください。」

→ ポイント：

• 「歓迎の気持ち」をしっかり伝える
• 短めにまとめる（長くなりすぎると場が盛り下がる）

また、歓迎される側（新入社員・異動者）の挨拶も重要です。

新入社員・異動者の挨拶例

「○○部の皆さん、初めまして。本日からこちらでお世話になります○○です。まだ分からないことばかりですが、精一杯頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。」

新入社員の場合はシンプルな挨拶でOK。異動者の場合は、前の職場での経験などを交えて話すと、より親しみやすくなります。

4. 送る側の挨拶（退職・異動者への言葉）

送別会では、これまでの感謝の気持ちを伝えることが何よりも大切です。

送る側の挨拶の例文

「○○さん、これまで本当にありがとうございました。○○さんと一緒に仕事をした時間は、私たちにとってかけがえのないものでした。新天地でのさらなるご活躍を心からお祈りしています。」

→ ポイント：

• 感謝の気持ちをしっかり伝える
• 具体的なエピソードを入れると心がこもる

送別される側（退職・異動者）の挨拶も重要です。

退職・異動者の挨拶例

「○○部の皆さん、本日はこのような素晴らしい会を開いていただき、ありがとうございます。○○部での○年間は、私にとって本当に貴重な時間でした。新しい職場でも、ここで学んだことを活かして頑張ります。」

送別される側の挨拶は、感謝の気持ちを伝えることを最優先に。

5. 乾杯の挨拶

歓送迎会の盛り上がりを左右するのが「乾杯」の瞬間です。乾杯の音頭をとる人は、上司や役職者が務めることが一般的ですが、特に決まりはありません。

乾杯の挨拶の例文

「それでは、皆さま、お手元にグラスをご用意ください。本日、新しく加わった○○さん、そして異動される○○さんのこれからの活躍を願い、乾杯！」

→ ポイント：

• 手短にまとめる（長すぎると場がしらける）
• グラスを掲げ、全員に視線を配る

6. 歓談・食事の時間

この時間は特に決まった進行はありませんが、主役となる人が参加者と交流できるように配慮することが大切です。

また、歓談の途中で、サプライズ演出やちょっとしたゲームを取り入れるのも効果的です。

7. 締めの挨拶と一本締め（または万歳三唱）

宴会の最後には、締めの挨拶を行います。締めの挨拶は、上司や幹事が担当することが一般的です。

締めの挨拶の例文

「本日は皆さん、お忙しい中ご参加いただきありがとうございました。新たに加わった○○さん、そして異動される○○さん、それぞれの道でのご活躍をお祈りしています。それでは、一本締め（または万歳三唱）で締めくくりたいと思います。」

→ ポイント：

• 会の締めとして、感謝の言葉をしっかり伝える
• 一本締めや万歳三唱で締めると、メリハリがつく

一本締めのやり方

1. 「皆さん、お手を拝借！」
2. 「いよーっ！」
3. 「パン！」（一度だけ手を打つ）

これで歓送迎会が無事に終了します。

まとめ

歓送迎会の挨拶や進行は、事前にしっかり準備しておけば、スムーズに進めることができます。

ポイントを押さえて、主役の方々にとって最高の歓送迎会を演出しましょう！