鈴虫は昔から多くの日本人に親しまれてきた昆虫ですね。
初夏から秋にかけて綺麗な音色で鳴く鈴虫は、
私たち人間を大いに癒やしてくれます。
今日は、そんな鈴虫の飼育と、
それに欠かせない「霧吹き」についてです。
鈴虫の基本的な飼育の方法
鈴虫は捕まえる事も出来ますが今では、
ペットショップやホームセンターなどでも売られています。
美しい鳴き声を聞かせてくれるのは、
コオロギやキリギリスなどと同様、オスのみです。
元々、メスを呼び込むためのものなので、
当然と言えば、当然なんですけど(-_-;)
ペットショップやホームセンターなどで購入する際は
当然ですがオスの方が高いです。
ほとんどは、オスとメスをセットで購入すると思いますが、
その方が、単体で買うより安いです。
値段は、1ペアー200円~400円くらいなので、
手が出ない価格では有りませんね。
さて、いよいよ飼育方ですが
必要なものは以下の通りです。
・飼育ケース
・マット
・水入れ
・エサ
・隠れ家
飼育ケースなどは市販の小さな水槽でよいです。
マットは、鈴虫用のものを使用してください。
水入れは、専用の物を買うか鈴虫が溺れないもので有れば良いでしょう。
エサは、基本的には草食(野菜等)で良いのですが必ず、
動物性蛋白質(鰹節や魚)を食べさせてください。
それをおこたると必ず、共食いをします。
鈴虫のエサは、
キュウリやナス以外にも動物性たんぱく質が必要であることを
覚えておいて下さいね。
ちなみに、市販のエサも有るので探して見て下さい
最後に、「隠れ家」ですが、
鈴虫にはとても重要なので必ず、作ってあげて下さい。
これも、市販のものが良いと思いますが、
買うのが嫌なら、葉っぱなどでも代用できます。
ただ、
本当に長生きさせたいのなら市販のものをお勧めします。
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鈴虫の、置き場所ですが通常は20°~30°ぐらいの所が良いので、
エアコンの効いた部屋には置かない方が良いです。
人工的なモノでは長生きできないので、
できるだけ、自然に近い環境にしてあげて下さい。
ただ、外などだと煮干しなどのエサを与えた場合、
猫などの被害を受けるので注意が必要です。
あと、
床下などで、鈴虫を買う方法は昔なら有りですが、
今では、害虫駆除剤を床下に添付する家庭も多いので、
今の時代には合わないと思います。
個人的には、これが一番風情を感じるのでよいのですが、
残念です(>_鈴虫の飼育と霧吹きについて
鈴虫の飼育において「霧吹き」はとても大事です。
霧吹きをすることで、鈴虫は快適な環境を得ます。
鈴虫を飼うと、毎日霧吹きで土を湿らせたほうが良いと言われたり、
カビが生えてはいけないので、霧吹きは毎日でなくていいと言う人があり、
どちらが正しいのか分かりませんよね?
では、どうなのかですが、
基本的には、
霧吹きは、毎日しない方が良いみたいです。
鈴虫を実際に飼っておられるブロガーさんを調べたところ、
頻繁に水遣りをされてる方はいらっしゃらないようです。
霧吹きしすぎても、鈴虫は喜ばない様で、
実際は、少量の水を地面にかけてやる方が良いようです^^
ただ、少し乾燥気味にしておくのも大切だそうで、
水分が多すぎると気温が下がってしまうようです。
夏は、やはり暑い方がいいですと言うのがホンネです。
あまりに乾燥しすぎていなければ
霧吹きは使用しなくても大丈夫な気がします。
通常、霧吹きを使用するのは一週間に1回か2回と言う方が多く、
飼育マットで言えば、カブトムシやクワガタ用のマットの方が保湿性が高いと思います。
毎日の餌やりで、水をくぐらせたキャベツの葉等を多めに与えたりすることで、
良い水分補給に成ります。
毎日、霧吹きでの吹き付けを行うとカビの発生も招きかねないので、
乾燥していないのなら、エサからの給水で十分ではないでしょうか。
まとめ
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鈴虫の飼育は、基本的には簡単ですが、
鈴虫も生き物なので、
彼ら彼女らの環境に見合った状態で飼育されることが一番です。
鈴虫は音色は本当に心地よいです。
ならば、鈴虫にも最高の環境を提供したいですね^^